霧内実家の怖い話

こんばんはです。

通常モードに入り、お弁当が面倒くさいとか思っている霧内です。

……だってもう、10日くらい作ってなかったから……。


さて。

毎年、私の家では実家に集まり、年を越すのですが……。

あ、私の実家です。

来るのは弟、妹家族、私と旦那。

年越し早々、ええ、夜中にですね。

妹が家から連れてきた飼い犬があらぬ方向をじっと見ていたという話から、実家にまつわり怖い話になり……。


ふふ。

うちの実家、幾つか怖い話があるんですよ。


①床下の井戸

台所の、ちょうどガスレンジを置いている下あたりに、使ってない井戸があります。

まさしく、貞子と同じ床下の井戸。

増築でそうなってしまったんですが、なのに閉じてないんですよ、この井戸。

井戸ってよくないものが溜まるって言いますもんね……。


②裏の小山

うちの裏というよりはほとんど隣の家の裏なんですが。

小山というか、大きな木のある少し小高い場所がありまして。

そこに昔、死んだ旅人夫婦の夫の方を埋めたらしい。

その死んだのも、病気で酷く苦しんでいたのに放置していたとか、金目当てで殺したとか……。

しかも、夫婦なのに引き離して埋葬してるんですよ。

なので、祟る、と。

ある日ですね、隣の家のおじさんが、そこにある大木を切ってしまったんですよ。

そのあと、おじさんは亡くなって祟りだ呪いだと村中で囁かれました。

私は知らなかったんですが、おじさんの死に方が少し異常だったらしい。

なんでも、病気で入院していたけどよくなって、退院前日に院内を散歩中に急変して亡くなったのだとか。

ほんとに呪い……だったんですかね……。

いまは田んぼを挟んで向かい側のお地蔵さんに葬られた奥さんと合葬され、祟りはないらしいですけど。


③犬が見つめる座敷

実家、増築の関係でL字型に部屋が並んでおり、ちょうど角が座敷なんですが。

実家の犬、茶の間からじっと座敷の方をたまに見つめる。

見つめる先にはなにもない。

年末に来ていた妹の飼い犬も見つめていたらしい。

座敷の先は亡くなった祖母の部屋で、ばあちゃんでもいるのかななんて笑っていたんです、が。

実は。

姪っ子、甥っ子も幼児の頃、その方向を見て変なことを言っていたんですよね。

「お馬さんがいる」

「わんわん」

甥っ子、当時、四つ足の動物は全てわんわんだったので、馬の可能性も捨てきれず。

ふ、ふふふふ。

さらにですね、私が子供の頃、遊びに来ていた友達が、「馬が見える……」とか言ってパニックになったことを思い出しました。

いるのか、馬が。


……で。

いま少し、思い至ったことなんですが。

もしかして、裏の小山に葬られた旅人が馬に乗っていた……?

それで馬に乗って、いまだに実家をうろついている……?


いやー、やめて!!!!!

怖くて実家帰れなくなるー!!!!!


……って。

まあ、母があの家に住んで50年以上、なんの実害もなくきているので、大丈夫だと思いますが。

……でも怖いわ(笑)

めがじょのブログ

めがじょ、霧内杳の日々を語る徒然ブログ。

0コメント

  • 1000 / 1000